Q&A

ヤシノミ作戦についてのQ&Aです。

Q. ヤシノミ作戦とはなんですか?

A. 他人が幸せに生きる権利を奪う政治家をヤシノミのように落とすことで、結果としてよりよい政治家を増やす「落選運動」です。このサイトでは、「選択的夫婦別姓」と「同性婚」に賛成しない政治家をヤシノミ候補としてリストアップしています。

Q. データはどうやって集めていますか?

A. 選挙時に実施される大手メディア(NHK、日テレ、朝日新聞など)の候補者アンケート、議会やSNSでの発言を中心に情報を集めています。データが誤っている場合は管理者宛にご連絡くださいませ。

Q. どうしてこのようなことをするのですか?

A. 短期的には、「選択的夫婦別姓」と「同性婚」の2つの制度の早期実現を目指しています。夫婦同姓も素晴らしい、夫婦別姓も素晴らしい。異性婚も素晴らしい、同性婚も素晴らしい。進まない原因は、その選択肢を用意しない政治家にあります。そんな政治家たちを落選に導き、制度の早期実現を目指します。

長期的には、日本社会をより民主的に運営するためのムーブメントの一つになればと考えています。私たち国民一人ひとりが、権力を持った政治家たちに対し、明確に意思を表明し、牽制を効かせ、国民のためになる政治を行わせる手段として、このような落選運動を使いこなす人たちが増えることを期待しています。

Q. このヤシノミ作戦は「選挙運動」ですか?

A. 総務省が公開している「改正公職選挙法 ガイドライン (PDF)」によると、「何ら当選目的がなく、単に特定の候補者の落選のみを図る行為である場合には、選挙運動には当たらないと解されている(大判昭5.9.23刑集9・678等)」とあります。つまり、ヤシノミ作戦のような落選運動は選挙運動には当たりません。

Q. どのように協力すればいいですか?

A. まずは、ご自身の選挙権を行使し、ヤシノミ候補を落としに行ってください。みなさま一人ひとりの投票が力となり、ヤシノミ候補の行動に影響を与えます。

また、ぜひSNSなどを使って拡散してください。落選運動は選挙運動ではないので、選挙運動可能期間や年齢にかかわらず、比較的自由に発信することができます。こちらのサイト(「インターネット選挙運動解禁でできること」インターネットプロバイダ協会)を参考にしてみてください。

そしてできれば、家族や友人など、近くの人たちと意見交換してみてください。今まで日本では、政治について語ることはタブー視されてきました。投票率も低いです。その結果、長期にわたって国家が衰退を続けています。私たちは微力ですが無力ではありません。これからの私たちの活動の積み重ねで変えていきましょう。

Q. ヤシノミ候補の落選を狙うより、他の候補者を当選させた方が良いのでは?

A. 「選択的夫婦別姓」と「同性婚」については、すでに国民の意思は賛成多数(反対する人たちは少数派)になっています。にもかかわらず進まないのは、一部の国会議員が強硬に反対しているからです。制度を実現するには彼らを落とす必要があると考え、落選運動に取り組んでいます。また、落選運動は選挙運動ではないため、インターネットを使って比較的自由に発信できることも背景にあります。

Q. 特定の候補者を排除する落選運動は、多様性を重視することと矛盾するのでは?

A. 多様な人たちが共存し、幸せに暮らせる社会を作るためには、他人の選択を否定し、制限しようとする人たちの考え方を変えていただかなければなりません。「選択的夫婦別姓」や「同性婚」のように、困っている人たちに選択肢を作るだけなのに、それを否定する政治家がいることは、多様性を重視する社会と矛盾します。

「寛容のパラドックス」で示されているように、寛容な社会を維持するためには、社会は不寛容に不寛容であらねばならないと考えます。落選運動は、多様性を重視しない人たちに権力を与えないための手段です。

私たちが社会において差別や暴力を許さないのは、他人が幸せに生きる権利を奪うからです。相手を殴りたいと思っても、本当に殴ってはいけません。他人に改姓を迫ったり同性婚を妨げたりすることも同様です。選択的夫婦別姓や同性婚は、社会に選択肢を増やすだけで、誰かの権利を奪ったりしません。

Q. どうしてこのような過激な「落選運動」をするのでしょうか?

正直なところ、私もこのような活動に時間を割きたくありません。しかし、何もしないよりも、声を上げることが大切だと考えているからです。

「この変革の時代における最大の悲劇は、悪人の執拗な暴言ではなく、善人の沈黙であったことを歴史は記録しなければならないだろう」は、人種差別と闘った公民権運動の指導者であるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏の言葉です。

みなさんは「沈黙する善人」になりたいですか? 私はなりたくありません。選択的夫婦別姓および同性婚制度を早急に実現し、このヤシノミ作戦を終了したいと考えています。

Q. 誰がこのサイトを運営しているのですか?

A. このサイトは、選択的夫婦別姓問題の当事者であり、2018年に国を提訴した青野慶久が管理しています。掲載情報の追加・変更・削除や取材などの依頼は、管理者のTwitter 宛にDMでお送りくださいませ。内容を確認した上でお返事させていただきます。

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